手押しポンプの修理

こんにちは。
季節は初秋!
今年も残すところ3ヵ月となりました。
そんな事を考えますと、「夏休み」が終わると今年もあと3ヵ月なんですね~

子どもの頃は、この「夏休み」が終わり新学期を迎えますと、次の夏休みを指折り数えたもんです。
『あと12ヵ月もある
なんて言っていました。
そして、『なんで秋休みはないかね~』なんてことも言う出す始末…

さてさて今回は手押しポンプの修理を紹介させていただきます。
去年もアップしたような…
今回もアップさせていただきます。

お寺さん管理されているとある墓地です。
お参りに来られた方々が生花と手向けたり、墓石を洗ったりと何かとお水は使うものです。
そのお水をくみ上げるポンプです。
お盆の季節でもあり、お参りの方々もチラホラと。

パッと見壊れていないように見えますが、少し不自然のようにも見えます。

シャフトがポッキリと
『だめだこりゃ』といかりや長介さん風にぼそり…
と、聞えたのか、向こうの方から…
『そのポンプはこわれていますよ~』との声が。

『ありがとうございま~す。そのこわれたポンプを見に来たポンプやさんで~す』と返すと、場内にズッコケるかと言わんばかりの笑いと、ほのぼのとした空気が(笑)

お盆過ぎての、部品注文、発送となる事をご住職に告げると、秋のお彼岸に間に合わせて頂きましたらとの回答を頂きました。
秋のお彼岸?
調べてみました。秋分の日を中日とした3日間だそうな。なるほど!
ちなみに春は、春分の日。それを考えますと季節を追うごとに先祖へのお参りを欠かさない、日本人の民族性、信仰心がうかがえる様な気がします。宗派等で違いはあるものの年間を通して手を合わせる。そんなCMもありました!『手のしわと、しわを合わせて…』

と!

話は横道それましたが。
本題に戻ります。

部品交換のため分解作業と。ヘッド部、ワンゴム、シャフト部交換なのでほぼほぼ全分解となります。

まずは両腕を

少し軽くなったかな?
取り外して内部を開けます。

シャフト部も取り出します。
ピストン部分も分解。

ゴム製の部品は取替ていた方がいいです。
ゴム劣化が次の故障の原因にならないように替えます。

組み立て完了です。

無事に修理を完了しました。

ここも油切れ起こして故障しないように、金属との摩擦面にもグリスを塗布しときます。
油だけに『油断は禁物!』

そして、今度は呼び水を差し復旧です。

油を差し、水を差しと大忙しだななんて、少しおかしなひとり言(笑)

今朝の朝刊に興味深い記事がありました。
姿消す『水道のない町』
どういった内容のニュースかと読んでみましたが…いいのか、わるいのか内容が私の頭に入ってこ… ないよう(笑)な
どちらにせよ、水道の普及が整備され、我が国においての給水の安定が喜ばしい出来事なのでしょう。
ダムからの取水、河川からの取水、そして地下水からの取水と様々な方式で取水できるアジアの島国日本。
しかし、それが当たり前では無いという事だけは肝に命じておきたいと。
お水に嫌われないよう、水と人との関係を大切に!

私も晩酌で毎晩お世話になっておりますお酒も、清らかな地下水で蒸留されているそうな。
その肝に命じておく肝を労わりながら…

今晩もお世話になりま~す。

秋休み何でないんかな~?

まだ言ってる…